2015年振り返り(仕事編)
2015年は仕事面ではとても平坦だった。
1年半越しのプロジェクトのど真ん中だったので、他の案件に首をつっこむことがなかった。でもこれが果たして幸せかというと違う。
一年中一人でアリゾナの荒野をさまようような気分だった。
誰も問題となっている計算機能のどこがどう問題なのか説明できない。
当然のことながら解決策も出せない。
しょうがないから、その「変だ」という結果を報告してもらって情報を集め、
問題が発生するパターンを突き止めた。(これも複数パターンがあったけど)
そして、今度はどうすれば「正しい」結果になるのか、という「正解探し」について
日々悩み、どうにか答えを見つけられた。でも、自力でわかりそうになったところでBloombergのページに答えがあったりして、最初にこれ見てればよかったじゃないかと徒労感ばかりが募ったりしていた。
そして答えが出たところで、やっと開発に移れるのだけれど、正直なところ、長期の案件を担当するのは好きじゃない。
長くても4〜6ヶ月ぐらい(工数6〜10人月、費用でいうと1000〜2000万円ぐらい)の案件のほうがいい。
理由は単純だ。だらけるから。当初の納期通りに収まりはしないし、前提の要件定義のハードルも上がる。2016年はこんな1年になりそう。