ケセラセラフィロソフィー

ギリ社会人してる不適合者のつぶやきです

データの読み解き方

http://laugh-raku.com/archives/20344
ちょっと前にライフネットの岩瀬さんの発言で炎上と聞いたけどやっぱただのメディアのねじ曲げでした。

それはそうと単純作業について。
岩瀬さんの言うことはものすごく同意。特にデータの整理とかは発見の宝庫。断片をつなぎ合わせたときに全体像と法則性が見えてくる。

僕なんかデータをひっくり返すだけで(大げさかもしれないけど)課題も解決策も見つけて自分で仕事作ってきたかな、ってぐらい。それだけで十分「代えのきかない人」になれる。

そのとき注意したいのが「データの読み解き方」だ。データ整理といったほうがいいかもしれない。データマイニングとかそんな高度なことではなくてなんだ当たり前じゃん、というくらい平凡なことだ。

1.関係するデータをなるべく一覧化するように並べて眺める。
項目ごとの単位とか基準も忘れず揃える。
2.結果を眺める。
その時にガチャガチャ項目をソートしてみるといい。
3.なんとなくの相関関係のある項目を選ぶ。
この時にはピボットテーブルを使えると関係が見えやすい
4.相関関係の把握
イメージした相関関係は見えてきたか?大雑把に見えてくればそれでよし。
相関から外れたデータは個別に外れた理由を調べればいい。特殊性やもう1つの相関の軸が出てくるかもしれない
5.因果関係を探る
ここまでで得られたものはあくまで「相関」関係だ。もし3の段階であてをつけたのがAとBの2軸ならばAとBには相関関係があるかもしれないが、
①Aの結果としてBなのか、
②その逆なのか、
③はたまた全く別の原因でパラレルに動いてるだけなのか
なんてところを調べていけばいい。
こうして得られたものが「法則」だ。

こんなことだけで「自分しか知らないこと」なんかいくらでも増えてくる。